本棚をDIY!初心者でもきれいにできる!

趣味

設計の仕事をする私がDIY初心者でも簡単にきれいに作れるシンプルな本棚を設計・製作しましたので紹介します。

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材料を買いに行くところから完成まで約5時間でできました。

手際のいい方はもっと早くできると思います。

こちらが作った本棚です。

初めて大物のDIYをした割に、ズレもあまりなく、上手にできたと思っています。

あと上手に見えるポイントはビスを埋木栓で隠したことです。

このひと手間で見栄えがぐっと良くなりました。

やり方もこの後紹介します。

簡単ですので是非参考にしてください。

入れたいものからサイズを決める

まずは棚に入れたいものからサイズを決めました。

入れたいもの

娘の本

無印の収納BOX

絵本が増えてきたのが本棚を作ろうと思ったきっかけでしたので、どのサイズの絵本も入るようにしたいです。

夜寝る前に絵本を読むことが多いので、寝室に本棚を置こうと思いました。

なので寝室で使うファブリーズやおむつなどの小物を入れるスペースも欲しいと思い、無印の箱がぴったり入るサイズのエリアも欲しいと思いました。

ということで、高さは

①320mmの大きい絵本や図鑑が入るゾーン

②270mmの小さい絵本と無印のBOXが入るゾーン

の2パターン作ることにしました。

奥行きはほとんどすべての本を包含できて材料を買ってきてそのまま使えるように、250mmにしました。

デザイン・寸法を決める

こんな感じでつくりたいと思いました。

高さは先ほどの入れたいものから決めました。

横幅は部屋のサイズから決めました。

我が家は壁に電気のスイッチがあり底に干渉しないようにしています。

仕切りの位置は図鑑の12巻セットがちょうど収まるようにと、無印の収納BOXがぴったり収まるサイズに決めました。

足の長さの50mmはクイックルワイパーが入る寸法になっています。

材料を決める

近くのホームセンターに行き材料を調査しました。

幅が250mmに近いものでいうとこんな材料が選択肢にありそうです。

メルクシ集成材は高くて断念。

桐は軽くて安くていいのですが、強度があまりないようです。

そして調べると本棚は強度的に板厚は15mm以上がいいみたいです。

あと薄すぎるとビスが斜めに入った時に面から出てきてしまうので初心者には難易度が高いと思います。

今回補強を入れずにシンプルなデザインにしたかったので桐は断念。

1×12とは悩みましたが、反りがあったりで精度があまり出ない気がしました。

ということで私は最終的に「パイン集成材」を選択しました。

あらかじめ寸法を決めていたので、材料を買い、ホームセンターでカットしてもらいました。

今回の寸法でいうとこんな感じです。

板厚の分を計算し忘れないように注意です。

色がついていない50mmの材料は一番下の板を50mm浮かせて組み付けるためのスペーサー的な役割です。

合計で1820mmのパイン集成材7本=16,016円必要でした

・・・結構かかっちゃいましたね。

組み立てる

組み立てに必要な工具はこちらです。

・電動ドライバー

・ダボ穴開け錐

・埋木錐

・紙やすり

手順を準備説明していきます。

ビス用の穴開け

赤〇のところをビス止めします。

そのためにそれぞれの板に下穴をあけます。

こんな感じの断面にしたいので、ビスの頭よりも少し大きい穴を木の半分くらいまで開けます。

素人が普通のドリルでやると貫通してしまう可能性があります。

そこでこちらのダボ錐を使いました。

これを使うと素人でも深さ一定の直径8mmの穴があけられます。

そして中心には細い穴が開くので、ビスのガイドになりしっかり中心に止めることができて非常に便利です。

値段も1000円くらいでそんなに高くないのでコスパいいです。

それぞれのビスの位置はこんな感じです。

〇の位置にダボ錐で穴をあけていきます。

緑色の板のグレーの〇は、板裏側からの穴になります。

やすりがけ

全体をやすり掛けします。

この工程が面白くなく地味に時間がかかりますが、娘ための本棚なので、表面の手触りが良くなるように。

また、しっかり角にRをかけることを心掛けました。

手で紙やすり全面にかけるのはしんどいので、こちらのDCMブランドの電動サンダーを使いました。

電動工具、最高です。

効率10倍くらいいいです。

マジックテープ付きの専用の紙やすりをつけるタイプです。

充電器と電池はDCMブランドの電動工具共通で使用できるので、ほかの電動工具もDCMで揃えたいという方にはお勧めです。

DCMブランドは電動工具の入門編としてはコスパよしだと思います。

サブ組み

一気に下から組むのでは組みにくいので、サブで組んでいきました。

こんな感じで底板+仕切りを先に組みました。

こうすることで次が組みやすくなります。

ビスの長さは板厚の2倍程度がいいとのことなので、今回は35mmのものを使いました。

全体組み

一番下に切り出しておいた50mmのスペーサーを置きます。

その上に底板+仕切りをしたから積み上げていき下から順にビス止めしていきます。

こんな感じです。

多少カットの誤差があるのでどこかが合わなくなりますが、見える面をしっかり合わせるように意識しました。

裏側はずれていても目立ちませんからね。

埋木栓で穴隠し

現在ビスが穴に埋まっている状態ですので、最後にビスを木栓で隠します。

目立たなくするために余った材料から栓を作って穴を埋めました。

その木栓を作るための工具がこちらの埋木錐です。

必ずダボ錐の径と同じものを使ってください。

電動ドライバーに取り付けて使用します。

栓の作り方はこんな感じです。

最後の仕上げは画像のようにカンナでもいいですし、紙やすりでもOKです。

私は紙やすり仕上げました。

のこぎりで切るのが結構難しく、手持ちののこぎりで切ったら板に結構傷がついてしまいました。

慣れていない方はあまりギリギリを狙わないようにし他方がいいと思います。

仕上げのカンナややすり掛けに時間かかってしまいますが、やむなしです。

実際の仕上がりはこんな感じです。

木目の向きをそろえればもっと目立たなかったのでしょうが、これでも少し離れてみると全然目立たないので満足です。

完成

完成し、入れたいものを入れてみました。

左下の図鑑は12巻セットが、上から2段目には無印の収納BOXがちょうど収まるようになっています。

ちなみにこの収納ボックスはこちらです。

ここにファブリーズなどの寝室で必要な日用品を隠す予定です。

初めて大物をDIYで作ってみました。

娘も喜んでくれたので、大満足です。

ぜひ皆さんも本棚作成してみてください。

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